実質年率を理解しよう
クレジットカードのキャッシング、リボ払いなどで出でくる金利手数料。そこには必ず「実質年率○○%」と書いてあります。クレジットカード会社によりますが各社13%〜18%くらいで金利手数料を設定しています。金利手数料はキャッシングやショッピングリボによって設定が変わりますので、利用する際は確認してくださいね
※クレジットカードの基本から知りたい方はこちら↓
13%も手数料が取られるのかっ!?
13%って書いてあると直感的にそう思うよね。でも使った額にすぐ13%の金利手数料がつくわけじゃないんだよ
実質年率の言葉の意味
実質年率の言葉の意味を理解しよう
実質 年率
🔶実質
ショッピングで利用している、またはキャッシングで借り入れしている金額(元金と言います)に対して正確に金利手数料の利率がかかっていることを表します。
返済をしていくと元金が減っていくけど、常に残っている元金に対して金利手数料がかかってますよってことだね
意外と単純だニャ
そうだね。実質=正確な くらいの捉え方でいいと思うよ。
🔷年率
1年間でかかる利率を表しています。
例えば、実質年率15%で1万円をキャッシングで借り入れた場合、それを1年後(365日後)に返済したときに1500円の金利手数料がかかるという事になります。
1万円を1年後に返済する人はなかなかいなさそうだニャ
そうだね。だから15%の金利手数料って書いてあってもすぐにその利率の手数料が取られるわけじゃないんだよ。
ちょっと安心したニャ
実質年率で金利手数料を計算しよう
実質年率15%で1万円借り入れたものを1年後に返済した場合は1500円の金利手数料となります。これを1日あたりにすると、、、
1500円÷365日=4.11円
という計算式となります
4.11円が1日あたりの金利手数料とするとそれを30日後に返済した場合
4.11円×30日=124円
1万円を借り入れて30日後に返済した場合は10124円となります
※小数点以下の計算がある為、おおよそです
ニャるほど。
1日あたりの金額をだして返済するまでの日数をかければいいのか
そうだね。そうやって計算するとおおよその金利手数料はわかるんだよ。
分割払いは?
分割払いも同じロジックだよ。残っている元金に対して利息がかかってゆくよ。でもカード会社によっては回数に応じて利率を変えるところもあるんだよ。その場合はややこしくなるからカード会社で金利手数料のシュミレーションを出してもらって確認してくださいね