ハードセルツァーとは?
クラフトビール人気を超える勢いでアメリカで人気となっている新カテゴリードリンクHard Seltzer(ハードセルツァー)はアルコールが入っている事を意味する「ハード」と炭酸水を意味する「セルツァー」を組み合わせたアルコール入りスパークリングウォーターです。無糖なので味わいに甘さはなく、フルーティーなフレーバー付きでスッキリ爽快な飲み心地が特徴。
アメリカでは2019年頃にブレイクしはじめたハードセルツァーは昨今のヘルシーブームでグルテンフリー、低カロリー、無糖、低アルコールというところが支持され、さらにフレーバー付きでスッキリ飲めるという手軽さとスマートさが今どきの若者中心に人気となっています。
こないだでたサッポロウォーターサワーもハードセルツァーだったニャ
日本だと微アルにつづく新ジャンルだね
サッポロ ウォーターサワー
2021年8月に新発売されたサッポロウォーターサワーは「甘くない。強くない。今までにない。まるで炭酸水なお酒 日本生まれのハードセルツァー。」というキャッチコピーの新感覚アルコール飲料です。
無糖、アルコール度数3%の発泡酒でチューハイというカテゴリーで売り出しているお店もあるが、こちらもハードセルツァーという新ジャンルのドリンク。
サッポロウォーターサワーのフレーバー
サッポロが新発売したウォーターサワーは現在「レモン」「オレンジ」の2フレーバーです。1%と微量ですが香り付けに果汁が入っています。
サッポロウォーターをお試し!
こちらはウォーターサワーのレモンとオレンジ。星☆が描かれた、カジュアルな感じのデザイン。無糖・アルコール3%の表記があります。
カロリーは19kcalで低いね!
気兼ねなく飲めるニャ
無糖というだけあってカロリーは19kcalでとっても低い!糖質オフの発泡酒でも30kcalくらいあるのでカロリーを意識している人には良いですね。
グラスにあけると無色透明の炭酸ドリンク。飲んでみると、甘さはまったくなく、アルコールもほとんど感じない。フレーバー付き炭酸水を飲んでる感覚でスッキリのめます。
アルコールが3%は入っているのに不思議なくらいアルコールを感じません。そのまんま炭酸水。
言われなければアルコール飲料と気づかないくらいだね
ここまでライトなアルコール飲料は初めてだニャ!
糖質ゼロ!
プリン体ゼロ!
罪悪感ゼロ!
とってもシンプルでクリアに飲める日本版ハードセルツァー。ガッツリ飲みたい人にはむいていないが、ヘルシー志向には嬉しいプリン体ゼロ、糖質ゼロ、低カロリー!の新感覚アルコール飲料です。
トポチコハードセルツァー
日本版ハードセルツァーとして新発売された「サッポロウォーターサワー」に対して「トポチコ ハードセルツァー」は、すでに世界20か国以上で販売されているハードセルツァー。
日本でも展開がはじまり、2021年9月20日から大阪府、京都府、兵庫県、奈良県で試験的に限定販売を開始しました。
若者人口が多いって事で関西限定発売になったらしいよ
関東のほうが若者多いイメージだけどニャ
トポチコハードセルツァーのフレーバー
トポチコハードセルツァーのフレーバーは「アサイーグレープ」「タンジーレモンライム」「パイナップルツイスト」の3種類をラインアップ。
アサイーとパイナップルって変わってるニャ
サッポロウォーターサワーのフレーバーと比べると個性的だね。
トポチコをお試し!
トポチコハードセルツァーはいかにも海外という感じのオシャレなデザインのスリム缶。
サッポロウォーターサワーより少しだけ容量が多い355mlです。
アルコール度数は5%、カロリーはサッポロウォーターサワーの19kcalに対して31kcal、脂質0g、炭水化物0.7g、糖質0.5gとなっています。
無果汁で糖質もあるね。
こうして見るとサッポロウォーターサワーとかなり違うニャ
さっそくパイナップルツイストをお試し!こちらも無色透明で見た目は炭酸水。
飲んでみるとサッポロウォーターサワーに比べると適度なアルコール感があり、華やかなフレーバーが口の中に広がります。
糖質は入っているが、体感的には全く甘さはほとんど無く、炭酸水という感じだが、サッポロウォーターサワーと比べるとアルコール感とフレーバーは強く「飲んでる感」は圧倒的にトポチコハードセルツァーのほうがありますね。
トポチコ&ウォーターサワー比較
比較項目 | トポチコハードセルツァー | サッポロウォーターサワー |
価格 | 165円 | 155円 |
容量 | 355ml | 350ml |
アルコール度数 | 5% | 3% |
カロリー | 31kcal | 19kcal |
果汁 | ゼロ | 1% |
糖質 | 0.5g | ゼロ |
フレーバー | 強め | 弱め |
両者を比較するとサッポロウォーターサワーはただの炭酸水というぐらいアルコール感無し!に対してアルコールが5%あるトポチコハードセルツァーは適度なアルコール感が出ているというところが大きく違いました。どちらも体感的には甘さは無く《炭酸×アルコール》というハードセルツァーの特徴を備えているがトポチコのほうがフレーバーもしっかりしているのでチューハイのイメージに近いですね。
ガッツリ飲みたいならトポチコだニャ!
アルコール感が苦手な人はサッポロウォーターサワーだね!
個人的には、甘さが無いせいか?トポチコのアルコール感が苦手に感じたのでハードセルツァーの「手軽にすっきり飲みやすい」コンセプトを味わうならサッポロウォーターサワーかなと思いました。
ただ、サッポロウォーターサワーの口コミには早くも「味が無い!」や「ただの炭酸水!」という声もあがっているので、物足りないという人がいるのも確か。そんな人には適度なアルコール感とフレーバーを楽しめるトポチコハードセルツァーがおすすめです。
日本でも新たなカテゴリーとして人気が出そうなハードセルツァー。トポチコはこれから全国展開になるのか不明ですが、今後、各メーカーが新たに参入してきそうな新感覚アルコール飲料です。
日本でも広がりつつあるハードセルツァー
■オリオンの“DOSEE(ドゥーシー)”は、アルコール2%・糖類ゼロ・沖縄県産ハーブ使用を特長としたハードセルツァー。
■べチングビーバー・ハードセルツァーは人工的な添加物は一切加えず、本物のフルーツのみを使って造られたハードセルツァー。